コラム
2020-04-28

もしも自宅で亡くなってしまったら・・

本コラムは弊社の現場葬祭スタッフが、長年の経験に基づき作成をし、発信しております。

今回のコラムはもしも「自宅で亡くなってしまった時」の対応をご説明いたします。

自宅で亡くなった場合、まず①係り付け医師がいるのか、②係り付け医師が居ないのかで葬儀までの流れが変わってきます。

まず①係り付け医師がいた場合と②係り付け医師が居ない場合とに分けて説明したいと思います。①係り付け医師がいる場合はすぐに医師に連絡をして死亡診断書を書いてもらいます。

もともと持病などがあって定期的にお身体を見てもらっていた先生がいる場合などは自宅に(夜中の場合は朝になることも)きてくれて身体の様子をしっかり確認して死亡診断書を書いてくれます。

死亡診断書が出ない限り身体にドライアイス等をあてたり、身体をむやみに動かしたりはできません。まずは係り付け医師に連絡を取り、できるだけ早く診断をしてもらいましょう。

②もし日頃からお世話になっている係り付け医師がいなかった場合は死因の特定のため最寄りの警察署に連絡をします。

家族立会いのもと、亡くなった場所の現場検証を行い、死因の特定ができれば東京都の監察医が死体検案書を発行してくれます。

死亡を証明する書類について少しまとめると係り付け医師が発行するのが死亡診断書、東京都の監察医が発行するのが死体検案書になります。

いずれも死因を記載する用紙で火葬許可書をとるうえでは同じ意味合いの物になります。

この死亡診断書・死体検案書が発行すれば葬儀社が身体の処置やドライアイスの対応、ご遺体の移動などをすることができます。死亡診断書・死体検案書の書き方、届け出のできる役所などの説明はべつのコラム記事(死亡後、一番初めに行う役所手続き「死亡届出」とは?)に掲載しているので参考までに確認してみてください。

皆様コラム記事はいかがでしたでしょうか?

本コラムは他サイトのコラムとは異なる内容になっていたかと思います。本コラムのお題・トピックについての意味をただ解説するだけでなく、その知識を知ったことで、いざ葬儀にかかわった時にその知識を活用できるよう心掛けて、経験豊富な葬祭スタッフが作りました。

しかしながらライターが作成したわけではありませんので、ご理解できない点や表現・語句の使い方が間違えているところも多々あるかと思います。

コラム記事について何かご意見やご不明な点がございましたら、お気軽に世田谷セレモニー株式会社までお気軽にお電話をいただければ幸いに存じます。

受付時間午前10時から午後5時まで:専用窓口03-5316-9365

【お客様各位】新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う業務体制について

浄土真宗はなぜ清め塩を使わないのか

04:52分
現在お電話が繋がりやすくなっております。お急ぎの方も生前相談の方もお気軽にお電話ください。

関連記事

コラム
2019-01-26

葬儀の風習、心付けとは。

日本では(地域にもよる)冠婚葬祭などで心づけを手渡すという風習があり、欧米などでよく見られる(チップ)と一緒の意味があります。 葬儀の場合も実際に葬儀費用としてかかるものとは別に、火葬場のスタッフや霊柩車・マイクロバスの運転手・配膳係…

コラム
2019-01-13

火葬場についての説明

ここでは火葬について少しお話をいたします。日本ではほぼ100%に近い方が火葬を行っております。こういった背景にはいろいろと理由があり、都の条例が定めているルールの中で土葬を行うということは非常に難しい事になります。衛生面や土地の問題などを考…

コラム
2019-06-03

棺の上や故人の近くに置く守り刀とは。

人がお亡くなりになると体を北向きに寝かせて体の上、または頭の上などに守り刀を用意します。 宗派によっては用いない事もありますし意味も変わってきます。 仏教の場合は亡くなった日から49日かけて極楽浄土への旅にでます。(中陰という)その道中…

コラム
2019-04-16

故人との思いで。メモリアルコーナー

葬儀でよく目にするメモリアルコーナー。 式場の祭壇の近くや、会葬者が集うロビーに設置することが出来る 穏やかな空気が流れる場所。 私共葬儀社はこのメモリアルコーナーを特に大切にしております。 なぜなら故人の人柄や趣味、人生の一部がこ…

葬儀の失敗談
コラム
2020-05-28

葬儀の失敗談 Part③通夜・精進落としの料理

本コラムは現在、東京の実情にそって弊社独自の内容になっております。 前回のコラムに引き続き、葬儀の失敗談part3を載せたいと思います。 ➀通夜料理の失敗 お通夜の料理は大体が大皿で、お寿司・オードブル・煮物・御新香…

葬儀の想いはみんな同じじゃないから

お客様に最適なプランをご提案させていただきます。
まずはお電話ください。

悔いのない葬儀にするため、お話をじっくり聞かせていただきます。

東京、関東(神奈川・埼玉・千葉)一部なら最短30分でお伺いします。

ご危篤・お亡くなりでお急ぎのかたは、夜間・早朝いつでもお電話ください

0120-70-1194
24時間365日対応・生前相談もお気軽にどうぞ